1948-06-07 第2回国会 衆議院 本会議 第57号
地方出先官廰はますます屋上屋を重ね、地方氏怨嗟の的となつております。これらは一体何たることでありましよう。 今次予算における一割五分の節減は、予算定員と実人員との差額を縮めるだけに止まり、実際には全然血を出さずに済むものと聞いておるのでございます。いわば官界の幽霊人口を整理するだけに止まりまして、これでは、行政整理などと大言壯語することはやめていたたきたい。
地方出先官廰はますます屋上屋を重ね、地方氏怨嗟の的となつております。これらは一体何たることでありましよう。 今次予算における一割五分の節減は、予算定員と実人員との差額を縮めるだけに止まり、実際には全然血を出さずに済むものと聞いておるのでございます。いわば官界の幽霊人口を整理するだけに止まりまして、これでは、行政整理などと大言壯語することはやめていたたきたい。
————————————— 本日の会議に付した事件 濱松市の治安問題についての視察報告に関する 件 地方自治法の一部を改正する法律案(内閣提 出)(第四一号) 地方自治法第百五十六條第四項の規定に基き、 海上保安廰法第十二條の規定による海上保安廰 の事務所の設置に関し承認を求めるの件(内閣 提出)(承認第三号) 地方出先官廰整理に関する件 —————————————
本日の日程は地方自治法の一部を改正する法律案並びに地方出先官廰整理に関し当局より説明を聽取いたします。 なおちよつと申し上げますが、この間運営委員会の決議によりまして、速記は同時三本ということに制限されております。今日は三本以上ありますけれども、特に出しておりますので、でき得る限り十二時をもつて休憩にしてもらいたいとの希望でありますから、さよう御了承を願いたいと思います。
○坂東委員長 本日の日程は、浜松市の治安問題に関し当局より説明聽取の件、地方出先官廰の整理促進に関する件、消防法案起草に関する件、競犬法案起草に関する件であります。 まず地方出先官廳の整理促進に関しまして、船田國務大臣から御意見を拜聽いたします。
この地方出先官廰の整理に關する件はさらに次會に継続いたします。 そこで次には、内務省解體に關する件でありますが、ご承知の通りすでに出ました内務省解體に關する件は、全部政府が撤囘されておりますから、その後の情勢あるいは事情の變化をこの際お伺いいたします。暫く速記は中止いたします。 〔速記中止〕
○坂東委員長 次は日程第三〇、地方團體完全民主化等に關する陳情書、陳情人は全國町村會長生田和平君でありまして、その理由は、全國町村會は地方團體の完全民主化のため地方出先官廰の即時撤廢、町村財政の確立、道義及び文化高揚のため六・三制教育の完全實施、食糧供出制の合理的改革、國民健康保險事業の國營について決議した、よつてこれが實現に協力されたいというのがありますが、政府の御意見御發表を願います。